I AIN'T GOT NO THINK. -絵本の3行まとめと感想文-

こどもに読み聞かせた絵本をはじからメモるブログ。

ネバーギブアップ! / くすのきしげのり,山本孝

『うでずもうのトックンを

まいあさつづけていく話』

 

登場人物

みきねいちゃん

ジュン

先生

 

感想

うでずもうのわざに

なまえがあることを

はじめてしった

 

さて、最近は絵本を卒業して児童書を読むようになってきた。

そこで、2冊の児童書を僕と子どもがそれぞれ読んで、感想を書く。そして今度はそれを交換して、やっぱり感想を書く。

そんな事を始めてみた。

 

上記は、子どもが書いた読書メモ。感想を書くといっても本格的なのを書かせるとハードル上がって本が嫌になってしまうので適当にしている。

 

主人公の子は腕相撲が弱くて、女の子にも負けてしまう。

そんな子が腕相撲大会に挑戦するお話だ。

うでずもうのトックンと言ってもまずは走ったり腕立て伏せをやる。新聞紙を片手で丸める練習をしたりする。

そういう練習を毎朝やるため、6時に公園にきてくれるのだ。

雨が降った日も傘を差して公園の入り口で待っているのだった。

 

 

運動会の練習ということで、僕も朝早起きして子どもを連れて公園を走っていたことがある。 

運動会が近い日は毎朝走ってたけど、けっこう毎朝はツライ。前日の仕事が遅くなったりすると起きるだけで大変だったりするのを知っているので、この先生はすごいな、なんて思うのだった。

 

 

ネバーギブアップ! (創作児童読物)

ネバーギブアップ! (創作児童読物)

 

 

大食いフィニギンのホネのスープ | カンブリアエバンズ,Cambria Evans,川島誠

『フィニギンという大食いオバケが

とびきりおいしいスープを つくって

町中のオバケとたいらげるハロウィンのお話』

 

やっぱりハロウィンは日本から遠い文化圏のおまつりなんだなと、こういう絵本を読むと感じる。フィニギンたちオバケがだいすきなスープ といえばカエルのあし、こうもりのつばさ、かわいたネズミのふん、クモのたまご、などなど。これをとびきりのホネで煮込んでスープができあがるのだ。

みどころは、 さいしょは嫌がられてたフィニギンだけどスープの においでだんだんとオバケたちが心を ひらいていく ところ。

 

日本でも仮装 して町を歩くイベントが一般的になってきたけど、 仮装、おかし、 コウモリ、 ランタンなどがどうにもカチッと つながらないのだ。ハッピ、屋台、キツネ、提灯 みたいなもの? かもしれないね。なんて書きつつ、 ことしもこどもに仮装をさせてしっかりイベント参加するわけだが。

 

こどもがこのサムネイル画像をみて、家にあるのと表紙が違うと言うけどそれは”本体”で表紙はもう捨てたのだ。君たちが表紙をぐちゃぐちゃに折ってしまったからだよ、と説明するのだった。

 

大食いフィニギンのホネのスープ

大食いフィニギンのホネのスープ

 

 

Spotify日本版

Spotify (スポティファイ) 日本版がリリースされた。4年前の状況と比べると同様のサービスがすでにたくさんあって、価格もamazon以外はほぼ横並びの中、どうなんだろうか、という感じ。

 

「招待コード」が来たのでとりあえず無料会員(=Spotify Free)を使ってみた。初回は招待制になっているらしい。

 

Spotify Freeの場合、15時間/月まで再生、曲間に時折広告が流れる、シャッフルプレイ、という条件になってる。曲によっては歌詞も表示される。そんな感じ。以下感想。

 

歌詞:再生中の画面で表示。曲と同期して1行ごとにスクロールするのとしないのがある。同期しないのは、全画面で見るだけ。ライブ盤とか原盤と尺が合わないやつね。

 

広告:時々入る音声広告。なんの広告が流れたかもう忘れてる。BOSEのスピーカー、KitKat、そんなやつ。ラジオ聞いてるような感覚で。

 

曲揃え:人によって好きな曲があれば「揃ってる」っていう感覚だと思うので、よく分からない。Spotifyが作ったプレイリストは「Weekend Buzz」「秋の気配」「J-Hits Rewind」「Best of J-ROCK」みたいなのがあった。

 

チャート:デイリー更新。「トップ50(グローバル)」「トップ50(アメリカ)」「バイラルトップ50(アメリカ)」。バイラルは、SNS上で話題の曲とのこと。

 

とりあえずチャートをラジオのように流してみてる。シャッフルだから好きな曲を聴き込むことができないけど、知らない曲・新しい曲が連続で流れてくれるのはいいね。

ソーシャル:Last.FMとの連携(Scrobble)ができる。あとはFacebook連携。これはまだやってないけど。

 

実際には、apple musicを使ってるし、乗り換えはいまのところないかなー。

 

www.spotify.com

 

2000年頃、インターネットでオールナイトニッポンが聞けるようになったことがあった。ネットラジオ。すきな番組をMDに録音していたのだけど、インターネットラジオを自動で録音するアプリケーション(パソコンのね)もあって便利だった。

このネットラジオでは広告や音楽が流せないらしく、その代わりにネットラジオ用の「つなぎ」の曲が流れるのだった。番組中に広告が入るとき、急に「差し替え音声」で「それではここで一曲お聞きください」みたいなナレーションが始まる。なんども同じ曲がかかって、しかも番組の尺に合わせてブツっと途切れる。なんか集中できないので聞くのをやめてしまった。

ああいう放送は広告も含めて雰囲気があるものなんだと感じたのだった。

 

おさる日記 | 和田誠,村上康成

『お父さんがつれて帰ってきたおさるを家で飼い、

次第に成長していく様を

主人公の男の子が書く日記を通じて進められるストーリー』

 

表紙のバナナがポップアートのようで気になった本。

日記風の文体は文節のつなぎあわせがすこしおかしい。でもそれが小学生の書いた日記の演出になっている。さいしょおさるは小さくて赤ちゃんみたいでかわいいけど、ちょっとずつ成長して、毛が抜けて、「しんちゃん!」と名前を呼ぶようになるのだ。

 

学校の勉強で「進化論」のくだりが引用されるのも伏線だ。おさるを連れてきたお父さんは豪華客船の客室係の仕事をしているようで、どこかわからない外国のおさるという設定。しかし。

 

最後のセリフで明らかになる事とぎゃくに気になる事もでてくるんだけど、そこは読者の解釈に委ねられる。子どもたちに伝わるだろうか。なんて思ってたけど小3の子どもはすぐに分かって、「えーここで終わるの?」と、続きが気になってさわぐのだった。

 

おさる日記

おさる日記

 

 

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