絵本
『本を食べることで丸暗記する賢い男の子がいた。 ある日、本が食べられなくなり、次第に賢くなくなってきた。 さいごに、本を読むと面白い!ということに気がつくお話』 内容は上に書いた通りなんだけど、装丁が凝っているのが特徴。 本がテーマだけあって…
『某ネコ型ロボットのように 欲しいものがなんでも出てくるカバンを売る 路上のカバン売りのおじさんのおはなし』 誕生日にかわいいポシェットが欲しい、という女の子がくると、黒いカバンを薦めるおじさん。 女の子が「えーぜんぜんちがう」というと、まあ…
『春がなかなかこないから 町中にペンキを塗って春色にしたら、 嵐が来てほんとうの春になったお話』 ほんわかした作風のジーン・ジオン。 小さな男の子が思いついたペンキの提案を、 通りすがりのおじさんが気に入って、 これを市長さんが呼びかけて、 町中…
今夜は長新太の絵本を読んだ。 ダジャレを連発するひこうきに乗って、 いろいろ変な国をめぐって、 また自分のおうちに帰ってくる話。 うみちゃんのへやのまどからひこうきがやってきた。 ひこうきにのったことがないので、うみちゃんは乗せてもらうことにす…
『赤い頭巾をかぶった女の子が、 病気のおばあさんの家へお使いに出され、 悪いオオカミに騙されるお話』 今夜はグリムの「赤ずきん」を読んだ。 妖怪ウォッチでいえば”レジェンド”にあたるような、オーソドックスな物語。 オオカミに食べられた後の結末が描…
『8ぴきのノラネコたちが、 お寿司屋さんでいたずらをして 大迷惑をかけるというストーリー』 ノラネコぐんだんシリーズの第3弾、”おすしやさん”をついに読んだ。 回転寿司のレーンを改造して、お寿司が自動的にやってくるレールを作ってみるが、途中でほ…
『王様に仕える9番目のケーキ職人が 料理長に任命されるストーリー。 途中、ねずみの活躍あり』 という要約でいいのかわからないけど、みならいケーキ職人のトムはこむぎこのちょぞうしつに住むティナというしろねずみにちいさなケーキをやいてあげるのが日…
『スーホという貧しい村の子が育てた白い馬が 王の怒りに触れて殺されてしまう。 その形見で作った楽器だという馬頭琴の起源のお話』 子どもが、がっこうの宿題でこくごの教科書を音読をしている。最近は『スーホの白い馬』だ。モンゴルに馬頭琴という楽器が…
『がっこうに行こう、と迎えに来るせいぎと、 でも妖怪が…といって尻込みするけんごのお話』 けんごくんが怖がっている妖怪の名前が言いにくくて面白いのと、妖怪の絵がものすごいので面白い、そういう絵本かとおもっていた。けんごくんの部屋は怪獣や妖怪や…
2月に読んだ絵本のリストはこんな感じ。 たのしいたてもの ねこだらけ じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし まんじゅうじいさん あしにょきにょきにょき (えほんのぼうけん) へんてこマンション おしゃべりこんぶ はらぺこソーダくん ひな…
『パンダの人気にあこがれるカワウソが かものはしに相談してパンダのマネをするけれど カワウソのままでいいという結論に至る話』 ”かわうそ”のちびうそくんがまちへ出てみると、パン屋も洋服やも本屋も、どこでもパンダが人気、パンダの歌まで流れている。…
『3人のどろぼうが動物に変装して 牢屋から脱獄するが、動物ライフが気に入ってしまい そのまま動物園へ収監されるお話』 どろぼうの絵本は子どもに人気がある。悪者のほうが愉しく魅力的に描かれるのかも知れない。 これはすこし間の抜けた3人のどろぼう…
『擬人化されたクリームソーダが 自分のストローを使って逆に周りのものを 次々に吸い込んでいくお話』 はらぺこソーダくんはおなかがペコペコなので、じゅるじゅるといろいろなものを吸い込んでおなかを満たしていく。最初はレモン。ソーダくんのストローが…
『しんくんが道端にいるへんなライオンに出会うと ライオンに異変が起こり、予想外の何かに変身する。 そのままライオンはどこかにいってしまう短いお話』 子どもたちが好きな”へんてこライオン”シリーズ。もうちょっとちいさいころ、上の子が幼稚園のころに…
『生まれる前に亡くなったおねえちゃんが、 ある夜、弟のところへ会いに来る。 少しの間だけ不思議な時間を過ごす姉弟のお話』 よるを題材にした絵本は前にも書いた「つきよのふたり」がある。うーん、やはりよるの絵本はいいな。なんというか、このミステリ…
『病気で熱が出た女の子の身代わりに、 木の人形と桃の木の枝を川に流すことで熱が下がったという ひなまつりの起源を説明したお話』 もうすぐひなまつりなので、こういった行事の絵本を読んでみた。 むかし、おとこの兄弟3人と、末っこの女の子1人の4人兄…
『世界のねこ、擬人化したねこ、 コスプレしたねこなど数百匹のねこが描かれた ねこの絵図鑑』 きょう2月22日は”ねこの日”ということなので”ねこだらけ”というねこの絵本。きのうもヤマネコの絵本だったけど。 さいしょは四つ足のねこたち。だけど、とちゅう…
『旅に出るヤマネコのために 森の仲間がそれぞれ思い出の刺繍をつくり、 毛布に繋ぎ合わせて餞別としてヤマネコに渡すお話』 ヤマネコが旅に出ることを聞いて、森の仲間たちが思い出を刺繍にしてプレゼントする。クマは冬眠中にヤマネコがあそびにきた思い出…
『冬服のカーディガンのボタンたちが まだ見ぬ春をいろいろ考えて想像してみるが、 実際にやってきた春はもっと違う何かだったお話』 エリちゃんのカーディガンについている五つのボタンたちが主人公。冬物衣類であるカーディガンは春になると箪笥にしまわれ…
『丸太の男の子キュッパが楽団に憧れて入団するが 怒られてしまう。かわりに自分の楽団をつくり、 森で音楽会をひらくお話』 キュッパは丸太の男の子。森に住んでいる。 テレビでやっていた音楽会をみて自分でもやりたくなったキュッパとググラン。それを知…
ちょっと小さい子向けだったかも。小さい子とは、3歳くらい。 「ちびちび」はゴリラのちびっこ。みんなこの子が大好き。 おとうさんゴリラやおかあさんゴリラだけじゃなく、ライオンやキリンやもりのみんなが、このちいさなゴリラちゃんを可愛がって暮らし…
歯みがきの絵本はいくつか読んだけど「ハブラシくん」はちょっと違う。さとしくんが歯をみがかないから、ハブラシくんが家出してしまう。家出して、ソフトクリーム食べてキャンデーなめてあんころ餅食べて虫歯になってしまう。 お金もないのにおやつを買おう…
いわいとしおさん”100かいだて”シリーズの第3巻。このシリーズは「地上」、「地下」、「海」がある。なんだかスーパーマリオのステージ構成みたいだから、もし次がでるとしたら「城」だよね。100階建ての。 うみのお話は、女の子が船の上から人形を落っこと…
あかにんじゃは まっかな にんじゃ。 書店で何気なく手にとってみた絵本だけどデザインとストーリーが気に入って買ってしまった。主人公の「忍者」は真っ赤な忍者。ピンチになるとなにかに化けて切り抜けていくけど、どれも真っ赤なのですぐに次のピンチが訪…
『食べるのを忘れられてしまった「おいしいまんじゅう」が わしを食べるものはだれもいないのか、と 戸棚を出て街へ出て行くおはなし』 食べる前に手を洗えとか、いただきますを言えとか文句をつけていくうちにほんとにだれも食べなくなり、つぶれてしまい、…
こどもたちの大好きな「いちにち」シリーズ。 これまで読んであげたのは「いちにちぶんぼうぐ」「いちにちのりもの」です。 どれも主人公の「ぼく」が無茶をする絵が見どころなのですが、これは「おばけ」ということで、安定して楽しめる一冊でした。 でした…
子どもがインフルエンザで高熱を出して昨日まで大変な状態だった。奥さんの一晩中の看病で、今朝なんとか熱が下がりました。とはいえまだ感染する期間です。 ぼくはもう一人の子と隔離生活で、さっき絵本を読んでねむったところ。 この本は、一人めの子ども…
バレンタインも近いのでチョコレートの絵本を読んでみた。 うちは男子兄弟なので、女の子っぽい装丁の絵本は期待値が低いのだけど読んでいくとそれなりに楽しんでいくのだった。 ひめがアステーオという不思議なチョコレートを食べたら、触れたものがみなチ…
きょうは仕事はやめに帰ってきて、こどもの寝入りにぎりぎり間に合ったので絵本を一冊読んであげた。 おしゃべりこんぶ。 100人のおじいさんと100人のおばあさんが住む小さな町、この町の人は誰もしゃべらない、という設定で始まるお話。 そこへ「おし…
井上洋介さんの訃報を受けて。 これは1月に読んだ絵本。『つきよのふたり』。 見開きの2ページを大きくつかい、みじかい言葉で「つきよ」の風景が繰り広げられる絵本です。 「でんしんばしらとえんとつ」「ナマズとやなぎ」など、「ふたり」の組み合わせは…