だんろのまえで | 鈴木まもる
だんろのまえで。
ねこやうさぎのあたたかな感じの絵。
いい絵本だった。
なんだけどちょっとこの話は謎めいていて、ここは木なの?家なの?なんで広いの?という疑問や、
『旅人・迷子・木・夜・火・動物・朝・出発』
という夢占いっぽいキーワードがシンプルなストーリーを無駄に深読みしたくさせるのですが。
寝室で2段ベッドの上と下にいる子どもたちに、
立って絵本を見せながら読んだので
ベッドサイドの電気のあかりに照らされたこどもの顔が絵本を見つめ、
絵本のなかには暖炉のあかりに照らされた主人公の顔があって、
なんだかとてもいい感じだったのです。