ひなまつりにおひなさまをかざるわけ | 瀬尾七重,岡本順
『病気で熱が出た女の子の身代わりに、
木の人形と桃の木の枝を川に流すことで熱が下がったという
ひなまつりの起源を説明したお話』
もうすぐひなまつりなので、こういった行事の絵本を読んでみた。
むかし、おとこの兄弟3人と、末っこの女の子1人の4人兄弟があって、両親ははやくに亡くなってしまい、貧乏なくらしをしていた。上の兄ふたりは狩の仕事で家におらず、下の弟が畑仕事の傍で妹の面倒をみていた。女の子は木の棒と布切れで作ったお人形で遊ぶのだった。
ある日この女の子が熱を出してしまう。看病するもなかなか熱が下がらない。そんな夜、木の棒と布切れで作った人形が起き上がり。。。
このお話は、人形を桃の木の枝といっしょに川に流すことで女の子の身代わりになってもらい、熱が下がった、というお話だ。そのことから、人形を飾るようになっていったという由来が説明されている。
うちの弟くんは、じっとお話を聞いていた。いつもゲラゲラ笑えるタイプのゆかいな絵本を選んでしまうので、こういう物語もいいものだと思った。
きょうは早朝から耳鼻科に並んで順番を取った。具体的には7時から並んで4番だった。耳鼻科の先生は早口だ。短い診察時間に患者に対して大量の情報を叩き込む。質問してない事も関連情報としていってくれるので、質問などしたらその倍の情報が入ってくるので、それを黙って聞くのみだ。そんな患者さんと先生の会話を聞きながら、診察の順番を待つのだった。