はらぺこソーダくん | 岩田明子
『擬人化されたクリームソーダが
自分のストローを使って逆に周りのものを
次々に吸い込んでいくお話』
はらぺこソーダくんはおなかがペコペコなので、じゅるじゅるといろいろなものを吸い込んでおなかを満たしていく。最初はレモン。ソーダくんのストローがにゅーっと伸びて吸い込むとレモンがストローのなかにじゅるじゅるっと吸い込まれてコップに入り、黄色の層ができた。
次はぶどう。つぎはスイカ。
見どころは吸い上げるときの描写。ちいさなストローの先からそれ以上に大きなものを無理やり吸い上げるから、ソーダくんはコップごとぐにゃーーーっとひん曲がってひしゃげながら吸い込む。その様子を見て子どもたちがゲラゲラ笑うという、そういう絵本。
スイカを吸ったつぎは、いよいよネコを吸いこもうとして…。
子どもはネコのシーンがいちばん笑ってた。ストーリーというものはほぼなくて、この吸い込む時の絵面で笑わせようとするのみ。
こういう絵本は好きですな。岩田明子さんの絵本をもう少し読んでみようかな。幼稚園の子にはちょうどよさそう。
金曜日に仕事が半端になると、終わったようで終わらない、モヤモヤと未達成感が残留するのでよくない。
水曜日に数字を集計して分析してグラフにまとめて資料を作った。これが今日、もしかして最初の集計のところが違っていたのではないか、という疑念が帰りの電車の中で発生したけど、よくよく考えてしかしあの集計はあの方法でよかったのだ、合っている、という自己解決まで持ってこれたのは非常に良かった、という金曜の夜だった。
…よい週末を。