スーホの白い馬 | 大塚勇三,赤羽末吉
『スーホという貧しい村の子が育てた白い馬が
王の怒りに触れて殺されてしまう。
その形見で作った楽器だという馬頭琴の起源のお話』
子どもが、がっこうの宿題でこくごの教科書を音読をしている。最近は『スーホの白い馬』だ。モンゴルに馬頭琴という楽器があります、というふりから始まる。どうしてこの楽器が出来たのか、そういう昔話だ。
スーホという貧しい村の子が白い馬を連れて帰る。スーホは馬を可愛がり心をこめて育てていく。
ある日、王様のお触れで、馬の競争を行い、優勝したら娘と結婚させるという。スーホは白い馬を連れて競争にでるが…。
スーホの白馬は王様の怒りを買うことになり、殺されてしまう。その形見として作った楽器が馬頭琴の始まりだという。
で、
「いま世界に馬頭琴っていくつあるの?」
なんて聞かれたけど、いまも死んだ馬を馬頭琴にしているわけではないよ。