I AIN'T GOT NO THINK. -絵本の3行まとめと感想文-

こどもに読み聞かせた絵本をはじからメモるブログ。

ぼくはいったいなんやねん | 岡田よしたか

『じぶんの名前や使いみちを忘れた道具が

’自分探しの旅’に出ていろいろなものと出会い、

ぶじに名前と用途が判明する話』

 

先が少し割れていて、柄の部分がすこし平たくなっている棒状の道具が出てくる。

一体これがなんの道具なのか、ということを、道具自身の自分探しの旅を通じて説明するというユニークな視点の絵本。

 

岡田よしたかさんの作品は、意外なものが擬人化されて、本人目線のお話が展開される。うどんのうーやんとか、ハブラシくんなど、子どもたちは好きだ。

登場人物が関西弁で喋るのも、ぐっと「人間」っぽくなっている要素だ。

擬人化が、子どもにとってどこまでが「許容」されるのか、そういう観点でかなり可能性を広げた感じがするのだった。

 

ちなみにこの道具、うちにはないもので、実家にはあった。好きじゃないとわざわざ買わないかと。

 

 

ぼくはいったいなんやねん

ぼくはいったいなんやねん

 

 

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