このあと どうしちゃおう | ヨシタケシンスケ
『しんだおじいちゃんが残したノートには
こんな神様がいてほしい、お墓はどうしてほしいなど
読んでいて楽しくなるような”死の準備”が書いてあったという絵本』
シリーズ3作目になる。多角的なモノの見方を紹介する「りんごかもしれない」、自己分析のフレームワーク「ぼくのニセモノをつくるには」の2冊は家に常備している。なんだか研修みたいな絵本なんだけど、こどもは気に入っている。なので、新作が出るとなぜか買うことになってしまっているのだった。
今回の絵本は死を扱っている。重いテーマながらシリアスにならないよう、コミカルな絵で淡々と説明している。魂が生まれ変わってこの世に戻ってくる輪廻転生のサイクルも、序盤で触れてさらっと流してしまう。すごい作家だとおもった。
もし死んだらどうなるのか、怖いのか楽しいのか、誰に聞いても正確なところはわからないのだけど、この絵本は死について考えるときのたたき台として活用できる絵本として読んで、じっさいそうした。
ちなみに”おじいちゃんランド”には行きたいと言ってた。
2016.5.7. 追記
インタビュー記事があったのでここに。第3回まで公開されてます。