999ひきのきょうだいのおひっこし | 木村研,村上康成
『池が手狭になったカエルの一家。
引っ越しの移動中に死にそうになるも
無事に新天地へたどり着くお話』
引っ越しというと、大型家具や電化製品だったり洋服や本の梱包が大変なんだけど、そういうのを持たないミニマリストというか、カエルの場合、ただの移動だ。
しかし子どもが999人いるとなると。
絵本の醍醐味というと、こどもの可愛さで、この絵本もやはりカエルの子がかわいい。眠っている蛇をみつけてしっぽを引っ張るところや、おおぜいでぴょこぴょこあるくところがいい。
トラブルに遭遇しつつも、結果的にはハッピーエンドという緩急あるストーリー。小学生の子にはちょっと優しすぎたかもしれないけど。