おせんとおこま | 飯野和好
『追分の茶屋ではたらく娘と
山の娘が出会い、
友達になるおはなし』
ワイルドなタッチで、少女と犬を通じて町と山の文化交流が描かれる自然系のお話なのだ。子どもたちは…ちょっとついていけなかった模様。
絵本に出てくる中山道はいまもあって、絵本の舞台になっている追分の分かれ道には石碑も立っている。作家の飯野さんは、実際にその場所にも訪れたということだ。
飯野さんは埼玉県の秩父出身だ。
秩父へはよく行った。子どもがSLにはまってた頃、秩父を走る蒸気機関車「パレオエクスプレス」に乗るために行くので、レッドアローに乗って、機関車に乗って、またレッドアローに乗って帰って来るという乗り物三昧の旅行。機関車が転車台で方向転換するのを見るのが楽しみだった。
そんな小さい頃の秩父旅行を思い出すのだった。
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