I AIN'T GOT NO THINK. -絵本の3行まとめと感想文-

こどもに読み聞かせた絵本をはじからメモるブログ。

めっきらもっきら どおんどん | 長谷川摂子,ふりやなな

『神社の前で

デタラメなうたをうたったら

お化けの世界が開き、妖怪と遊んだお話。』

 

神社のまえでデタラメなうたをうたう、というトリガーで異世界に入り、もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちんという妖怪たちと遊び、妖怪の世界の餅をたべ、おかあさんを呼ぶ声で元の世界に戻るというストーリー。

 

おもちのなる木をみつけて食べるシーンは子どもたちもお気に入りだ。よくみると赤のもちと白のもちがなっている。主人公の男の子は、白のもちをとって食べる。これを見た長男くんは、赤いほうがたべたい、という。

 

なんか、霊界の食べ物を食べると、元の世界に帰れなくなるという言い伝えがある。でもこのお餅の木をみたら、長男くんは食べるだろうな、と思う。次男くんはわからない。食べないと思う。

でも結果的にママを呼べば戻ってこれるから、そうなったら次男くんは、「おもち食べたかった。食べればよかった」と言って泣くところまで先が読めて、僕は心の中で勝手に次男くんをなぐさめるのだった。

 

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

 

 

ふりやななさんのインタビュー。

mi-te.kumon.ne.jp

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