よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし | オリヴァージェファーズ,Oliver Jeffers,三辺律子
『本を食べることで丸暗記する賢い男の子がいた。
ある日、本が食べられなくなり、次第に賢くなくなってきた。
さいごに、本を読むと面白い!ということに気がつくお話』
内容は上に書いた通りなんだけど、装丁が凝っているのが特徴。
本がテーマだけあって、紙質の感じなどこだわっている。
本って食べられないけど、食べる=摂取する=身につく、というイメージはあるね。
この男の子は早く一気にたくさん食べ過ぎたのかもしれない。
大量に情報を詰め込みすぎて頭がパンクしたのかも。
つまり、頭に大量に情報が入っていただけだったんだ、
時間はかかるけど本を’読む’ことにしたら「面白さ」という味わいが初めて出てきた、
という読み方。
でもちょっとまだ’食べて’しまうこともあるよ、
という最後のページのセンスもいい。
よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし (にいるぶっくす)
- 作者: オリヴァージェファーズ,Oliver Jeffers,三辺律子
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2007/10
- メディア: 大型本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (1件) を見る