ふしぎなかばんやさん | もとしたいづみ,田中六大
『某ネコ型ロボットのように
欲しいものがなんでも出てくるカバンを売る
路上のカバン売りのおじさんのおはなし』
誕生日にかわいいポシェットが欲しい、という女の子がくると、黒いカバンを薦めるおじさん。
女の子が「えーぜんぜんちがう」というと、まあごらんなさいとカバンをひらくと。
大きなお誕生日ケーキとプレゼントの箱がニューっと出てきた。
プレゼントの箱を開けると、かわいいポシェットが。
こんな感じで、お客さんの求めるものが入ったカバンを売るおじさんだ。
ポイントは、最初に見せるカバンのデザインが、お客さんの要望を叶えそうにない形をしているところかな。
そして、さいごの1ページがいちばん不思議な、カバン屋さんなのだった。