パパはわるものチャンピオン | 板橋雅弘,吉田尚令
『悪役プロレスラー”ゴキブリマスク”の仕事をしている
パパの試合を見に行って、
複雑な気持ちで応援をするお話』
パパがプロレスラーという家庭は少ないかもしれないけど、仕事上、なんらかの悪役を演じる場面はいろいろある。そんな「父の仕事ぶり」をプロレスのかたちで表現したお話だとおもう。
うちの長男くんは、幼稚園の卒園のころ、将来の夢はパパと同じ会社に入って働くこと、なんていう絵を描いて発表してた。いまもそう思ってるか知らないけど、小さい頃は身近な働く大人としてパパの存在は大きいのかもしれない。
そういえばいちどだけ、日曜日に会社に連れていったことがあった。忘れ物をとりにいくついでに、会社まで来て、デスクに座らせたりして、そのあと近くの公園で遊んで帰ったのだった。懐かしい。
その長男くんはいま、毎朝漢字の練習をしたり、計算ドリルをやったり、忙しく小学生をやっている。何になるのかなー。