おもちのかいすいよく | 苅田澄子,植垣歩子
『おもちのもーちゃんとちーちゃんが
海に来てなかよく遊ぶ
ほんわかとしたお話』
おもちが銭湯にいく絵本の続編、おもちシリーズということで読んであげた。
植垣歩子さんの描く擬人化された食べ物の絵がとにかくかわいい。お寿司がしょうゆ味のカキ氷を食べたり、パンが日焼けしてコゲついたりするのも楽しい。そもそも海に入ったりしてはいけないような「食材」たちのすごい状態のビーチを俯瞰して見るのもまた楽しい。炎天下に寿司とか、傷むのではないかなど、心配になる。
うちの子どもたちは、この絵本を読むにはやや年がいってるので、「パンがびちょびちょになるだろ!」だの「パンツはいてない!」だのツッコみながらも楽しんでいる様子だった。浜辺全体を描いたページがお気に入りだ。