絵本
『レッドくんとイエローくんが 水族館までのんびり回り道をしながら 頼まれた荷物を運ぶお話』 レッドくんシリーズ4作目。 レッドくんとイエローくんは、たぬきのおじさんから頼まれた荷物を積んで走りだす。アリ、トレーラー、ミキサー車が順番に登場して…
『火山が噴火した遠くの島を目指し リスの攻撃や雪山を超えて ドングリたちが長い旅に出かけるお話』 ドングリの行軍は長い。旅の途中でカードゲームをするドングリがいたりチェス盤を出して考えているドングリがいたりする。葉っぱを束ねて担いだり大太鼓を…
『うしなのか、ガイコツなのか、まおうなのか 方向性に悩んでいるうしのガイコツと しろねこが出会い、友だちになるお話。』 うしのガイコツ魔王という強烈なキャラクターながら、本人は自分探しをしている、というギャップ。うしになったりガイコツになった…
『眠れない楽器たちが 夜な夜な公園にあつまって いっしょに音を出して盛り上がるお話』 表紙の絵を見た途端、これってあのハブラシくんと同じ人だね!といってよろこぶ長男くん。 夜中になるおくんのカスタネットが眠れなくて、とらこちゃん家のトライアン…
『てるてるぼうずの力が弱っている原因は 雲の上の”ふるふるぼうず”。 これを洗ってあげて空が晴れるお話。』 わんぱくだんシリーズは全編を通して「向こうの世界」の話だ。序盤で概要説明が終わると何らかのトリガーを引いて向こうの世界につながる。そこで…
『家族みんなの毎日のお弁当、 遠足、運動会のお弁当からおせちまで 美味しそうな絵で紹介する絵本』 絵本としてのストーリーはないけれどお弁当にはそれを作る人や持っていく人の背景があるので、そういうところは退屈しなかった。エビフライが好き、卵焼き…
『汽車に乗って遠くまで仕事へいったお父さんを おもちゃ屋のショーウインドーで機関車を眺めながら待つ 男の子と犬のワンダのお話』 ショーウインドーの中の機関車は、山を走っている。 シグナルができたり牛がいたり雪が降ったり煙突のある家ができたり、…
『えんそくの日に遅刻をして、違うバスに乗ったら タンポポが歩いて魚が生えて野菜のビルが建つ 変な世界に入り込んでしまったお話』 変な世界に行って、また帰ってくる。入り口は「しらないまち」方面の道で、これは家のすぐそばにある。帰りも、同じ方向か…
『パンダやキリンやゾウのかたちに くりぬかれた木製ピースをはめる パズルタイプのえほん』 マジックテープでくっつけるのでなんどでも遊べる。 3つか4つで構成されているので2歳くらいからあそべるかな。発売日から逆算すると、たぶんうちの子が遊んだの…
『100年たった古い学校にすんでいる ほこりのおばけ’ほこほこ’たちが プールいっぱいのゼリーをつくるお話』 色や絵柄がポップで、ほこりのおばけたちのキャラクターもひとりひとり楽しい。ゼリーを作るという授業も楽しそう。うちの長男君は、去年の夏休み…
『しんだおじいちゃんが残したノートには こんな神様がいてほしい、お墓はどうしてほしいなど 読んでいて楽しくなるような”死の準備”が書いてあったという絵本』 シリーズ3作目になる。多角的なモノの見方を紹介する「りんごかもしれない」、自己分析のフレ…
『白黒の世界を女の子が歩いている。 女の子がお花を摘んで人にあげると、 風景が色付いてくるというサイレント絵本』 最初のページは白黒の絵で始まる。女の子がタンポポを摘むとそこに黄色が広がる。そのお花を誰かにあげるとまた少し色が広がる。 子ども…
4月に読んだ絵本はこちら やこうれっしゃ / 西村繁男 しょうがっこうへいこう / 斉藤洋・田中六大 ともだちごっこ / 内田麟太郎・降矢なな とんでもない / 鈴木のりたけ おじゃまなクマのおいだしかた / エリックパインダー おばけの花見 / 内田麟太郎 ぼく…
『飛び方を習ったばかりのちいさなスズメが 巣を離れていろいろな鳥たちを訪ね さいごに母スズメのところへ帰ってくるお話』 スズメがそもそも小さいわけで、その子どもだからもっと小さい。 そんなちいさなスズメの絵がかわいい。 飛び疲れたこすずめが休も…
古川タクの線画イラストとともに楽しめる、アーサー・ビナードの詩集。 小学生も読める内容なのか、児童書のコーナーにあったもの。 後半は漢字が多くなっているけど 前半はそれなりに読めそうだ。 ミシガン州生まれのアメリカ人だが、日本語で作品を書いて…
『どうぶつやミニカーたちの ちょっとしたやりとりを 4ページで表現した短編集のような絵本』 みじかいお話が4ページづつ書いてある構成。 ぼくが気に入ったのは、きりんちゃんとかえるくんかな。 こういうセンスのある絵本もたまにはいいね。 サイレント…
『吊り橋の上で行き交ったキャベツくんとブタヤマさんと 蛇やムカデとミミズがサカナに食べられそうになって、 吊り橋も落ちて逃げ出すお話』 高い吊り橋、流れの速い川。ブタヤマさんは空腹。 かなり危険な状況から話がはじまる。なにかが起こる雰囲気。 案…
『ちぎられて散り散りになっていく兄弟を 横目でみている鏡餅は家を逃げ出したが、 ふと自分を食べてみてその美味しさに気付いたというお話』 お正月でもなんでもないけど、前から気になっていたので読み聞かせてみた。 おもちが、じつは自分自身の美味しさ…
『いっしょにマネして歌ってみたくなる ”こいのぼり”の替え歌をたくさん歌う とらのこ3兄弟のお話』 「こいのぼり」にかかる修飾子である「屋根より高い」の部分をつぎつぎ置換していく替え歌と、それを絵にしているところがポイント。 替え歌があって、それ…
『怪獣が怖くて戦うことができないウルトラマン”ユウキ”が 地球の子どもたちに相談し、特訓を受けて、 怪獣と戦えるようになる勇気の物語』 じっさいにウルトラ怪獣がたくさん出てくるので、ストーリーよりも 怪獣に食いつくのだった。メフィラス星人、ザラ…
『春なのでお化けがみんなで花見をするが 呼ばれなかった雷さまが怒って雨を降らせた。 姉さんが”首”を伸ばしてお酌する、春の宴のお話。』 子どもたちはお化けが好きなのでなかなか反応はよかった。 でもお酒を飲むくだりはちょっと大人っぽい雰囲気。こど…
『トーマスがやりたい遊びが、”クマ”にじゃまをされる。 お菓子やおもちゃで気を引いて追い出そうとするトーマスと どうしてもいっしょに遊びたい”クマ”ちゃんのお話』 このクマの正体は絵本を読めばわかるので書かないけど、表紙の絵がもうそれを物語ってい…
『森の動物たちを診ているアントン先生が 過労のあまり診察中に倒れてしまい、 動物たちがごはんを作ってお返しをしてあげるお話』 アントン先生のところにやってくるのは注射が怖いというトラやアゴが外れてしまったワニなど。いつものユーモラスな絵で診察…
3行でまとめると 『鎧のようなサイの体を羨しがる男の子に とんでもない、実は重くて大変というパターンで 他人を羨む構造をユーモラスに描いた絵本』 感想 アップでコメントを述べる動物が、じつはぜんぶ一つの街に暮らす住人だったりして、全体のまとまり…
『小学校1年生の授業や給食を題材にした 迷路やなぞなぞであそびながら、 新しい環境への期待をたかめる絵本。』 新生活への準備という絵本。うちは新・3年生と新・年長さんなので関係ないかもしれないけど、もう知ってる子とこれからの子へむけて読んでみ…
今月読んだ絵本のまとめ。 3月ということで季節ものは『はるがきた』のみだった。ひなまつりの絵本は2月に読んだのだった。 古典絵本は『あかずきん』。そのほかは長新太さんがふたたび多かったかな。 リストはこのような感じ。 へんてこライオンがいっぱ…
『実際の工事現場取材をもとに 工事のプロセスや機械や車を 詳細なイラストと文で説明した図解絵本』 工事現場って小さい男の子はだい好きだ。 トラクターや除雪車やアスファルトフィニッシャーなんかも好きで、いわゆる「はたらくじどうしゃ」が好きなんだ…
『子どもが自分たちでレールをつなげて トンネルを掘ったり踏切を作ったりして、 工夫をしながら機関車を走らせるお話』 プラレールで線路をつなぐように、ほんとの線路や踏切をつくってしまうところが楽しいみたい。 うちは男の子二人で、とくに一人目の子…
『じぶんの名前や使いみちを忘れた道具が ’自分探しの旅’に出ていろいろなものと出会い、 ぶじに名前と用途が判明する話』 先が少し割れていて、柄の部分がすこし平たくなっている棒状の道具が出てくる。 一体これがなんの道具なのか、ということを、道具自…
『巨大な電車の中に走っている ちいさな電車に乗って パパが忘れたお弁当を届ける話』 線路は4連、中にはお店もたくさんあって、エスカレーターで昇降するほど広くておおきなでんしゃ。 電車の中に更に電車が走ってる多重化した世界がコラージュ手法で作られ…